コラム

東大の坂村教授が指摘する日本企業に欠如したもの

「なぜ日本にGoogleが生まれないか? 東大の坂村教授が指摘する日本企業に欠如したもの」日本の社会の特徴として“オペレーション”の部分はうまいんだけど、“マネージメント”の部分が弱いというのを感じていました。つまり、1回決まってしまったプロセスをき…

「対談:今こそおさえておくべき「ビジネス+IT」のトレンド」 規制が強まるということは、むしろ新しいビジネスチャンスの芽がそこにあるということと前向きに考えても良い。SOX法を例にとると、現場からすれば大変ですが、それを逆手に新しい経理財務のア…

SFC Open Research Forum 2005

「「SFC Open Research Forum 2005」レポート〜ユビキタスはもはや当たり前、その次が求められる時代か」 ユビキタス・サービスを謳っている、それを前提とした研究展示が行なわれているという点ではいずれも共通しているのだが、各々の研究がバラバラなだけ…

NTT再編

「NTTは「未来の衝撃」からいかに立ち直るのか」(CNET:森祐治) 「第三の波」の著者として知られる未来学者の故アルビン・トフラーは、早すぎるテクノロジーの進展に社会や個人の行動や規範の変化が追いつかず、取り残され、その衝撃波に心理的に打ちのめされ…

自民の広報戦略

「朝日広告をやめブログ記者まで集めた自民の広報戦略」(毎日) ある自民党の幹部は「総選挙当日の小泉首相をあしらった新聞広告を見たか」と聞く。「改革を止めるな。」というキャッチコピーを入れた小泉首相の大きな顔写真を紙面いっぱいに展開した全面、…

中沢新一・タモリ・糸井重里

「はじめての中沢新一。」 昨日イベントがあったらしい。

スティーブ・ジョブズスピーチ

スティーブ・ジョブズ氏に学ぶ「仕事の意義・人生の意味」(前編)(後編) アップル社CEOスティーブ・ジョブズ氏は今年6月12 日、スタンフォード大学の卒業式で祝賀スピーチを行った。自らの人生を率直に振り返りつつ、実業界に飛び出そうとする後輩達へ贈…

政府系金融

「『村上龍、金融経済の専門家たちに聞く』【メール編:第346回】」 Q:633 郵政民営化法案が成立し、構造改革の次のおもなターゲットとして政府系金融機関の統合が話題になっています。複数の政府系金融機関が存在してきたのはなぜなのでしょうか。また…

新聞の新たなる挑戦

「IT時代のメディア像 読まれるための挑戦」(読売) 世界で同時進行する電子メディアの社会への浸透と活字離れ。米英日の主要4紙の編集責任者が一堂に会し、現在の新聞が直面している問題を話し合うとともにその将来像を展望する読売メディア・フォーラ…

死刑制度

「欧州連合および欧州評議会、「世界死刑廃止デー」に死刑廃止を訴える」(European Union) 英国のジャック・ストロー外相は、欧州連合(EU)の議長国を代表して、「世界死刑廃止デー」の10月10日に声明を発表し、すべての国に対して、死刑廃止による生存権の…

人材

「50年ぶりの転換点を抑えた人材マネジメント、リクルート ワークス研」(日経bp special) ――ところで今、昨今さかんに「基礎力」という言葉が使われています。リクルートワークス研究所でも研究対象になっているようですが、これは一体何でしょうか。大久…

牛肉輸入問題と70年代繊維交渉との類似性

今日の「現代日本外交」という講義では60年〜70年代前半を扱ったのだが、その際に出てきた繊維問題に関して復習をかねてまとめておく。繊維問題のことの発端は、1969年1月、アメリカ大統領ニクソンが、選挙期間中に、繊維産業保護の公約を行い、これに基づい…

日韓の戦後史(2)

日韓の戦後史(1)からの続き。韓国の対日請求権問題が解決したのは1962年の大平外相と金中央情報部長会談だった。ここでは、日本側が無償経済協力3億ドル及び円借款2億ドルを供与することで妥協している。ただ、ここで疑問に思うのはなぜ賠償金ではなく…

日韓戦後外交史を振り返る

日本の安保理への常任理事国入りをめぐり、韓国や中国から非難の声があがっているが、この機会に日韓・日中の戦後史を再確認し、歴史認識をクリアにしてみたいと思ったので、とりあえず調べたことを中心に書いてみる。とりあえず日韓の戦後史から。

イレッサを巡る騒動はまだ終わらない

こんな記事を見つけた。イレッサ:副作用、死者607人に(毎日新聞) 肺がん治療薬「ゲフィチニブ」(商品名・イレッサ)について、間質性肺炎や急性肺障害の副作用があったとして国に報告された患者数は1555人、うち死者数は607人に上っていること…

知床の世界遺産登録と羅臼町

あまりこの件に関しては詳しくもないし、それほど調べてもいないのだが、今年7月に南アフリカで開かれる第29回世界遺産委員会ダーバン会議で、知床の登録の可否が決まることになっているらしい。で、その状況だが、どうやら知床特派員に掲載されている世界…

ソーシャル・キャピタル

大学院のとある講義でこの言葉が取り上げられた。 実はこの単語は大学院入試の試験でも取り上げられ、この言葉を中心に面接でも議論が行われた。 ここ最近かなりの流行り言葉になっているようである。 僕は学部時代にネットワーク関連の研究を少しかじってい…

ネットワーク分析

3月14日朝日新聞夕刊に西垣通氏のコラムがあった。 なかなか面白かったので、それを引用しながら、ネットワーク論について考えてみる。 ネットワーク分析 西垣通(ヒト科学21) ニッポン放送の株買収をめぐるフジテレビとライブドアとの争いが物議をか…

経済的自由と政治的自由

The Becker-Posner Blogの Response on Freedom-BECKERはなかなか面白いエントリーです。なので簡単に紹介。Becker氏はノーベル経済学賞を受賞している大物で、毎回本ブログを通じてPosnerと共に積極的に意見を述べているので個人的に注目しているブログのひ…

EPIC 2014

"EPIC 2014"というものを見つけた。この日本語訳が「EPIC 2014」日本語訳にて掲載されているのでご参考まで。 これは、今後のジャーナリズムを予想したflashムービーですが、話題になっただけあってなかなか面白いです。未来ビジネスを読む浜田 和幸光文社 2…

公務員人件費削減について

続:官僚の退職者続出にて官僚の仕事について考えてみたが、その続きとして経済財政諮問会議で現在検討されている公務員人件費削減の話題を扱っているので、それについても触れておこうと思う。 今年度の第一回諮問会議において総務大臣の麻生氏が以下のよう…

京都議定書発効―自分ができること

さてさて、今日と議定書が16日に発行されました。 ここ2,3日は各新聞もそのネタを中心に論じていましたね。僕としては産業界代表としての経団連の意見が知りたいなぁと思って探したら、 「地球温暖化防止に取り組む産業界の決意」 というものを見つけまし…