SFC Open Research Forum 2005

「SFC Open Research Forum 2005」レポート〜ユビキタスはもはや当たり前、その次が求められる時代か

 ユビキタス・サービスを謳っている、それを前提とした研究展示が行なわれているという点ではいずれも共通しているのだが、各々の研究がバラバラなだけではなく、展示に対する考え方もバラバラなので、繋がっていないのだ。せめてコンセプトと将来イメージを繋ぐためのロードマップやプロジェクトの目標は掲示して欲しいように思う。

 ユビキタスサービスを実現するためには、各々のサービスやデバイスを繋ぐためのミドルウェアがハード・ソフト両面において必要だが、このような研究発表の場においても、各展示を繋ぐミドルウェア的なものが必要なのではないだろうかと逆に考えさせられた。

ORF」(電波なる日記(改))

 そして、SFCではどうやってやるのか、ということに関して、ITという方法論を皆がもっています。そして、自由な校風があります。だからこそ、何をやるのか、というところで新しいものが次々と出てきます。私も東大などいかずにSFC行けば良かったなどと、ちょっと後悔するほどです。