今読んでいる本

日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で

日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で

↑の本を読んでから、下記の本を読み始める。関連図書はそれこそ山のようにあるので、踏み込んだら切りがないけど
ベネディクト・アンダーソン グローバリゼーションを語る (光文社新書)

ベネディクト・アンダーソン グローバリゼーションを語る (光文社新書)

「近代」を支える思想―市民社会・世界史・ナショナリズム

「近代」を支える思想―市民社会・世界史・ナショナリズム

民族とネイション―ナショナリズムという難問 (岩波新書)

民族とネイション―ナショナリズムという難問 (岩波新書)

あと、水村本で度々引用される携帯で夏目漱石の「三四郎」を読み始めました。

三四郎』は、実は<大学>を舞台にすることによって、日本で<学問>をする困難をあますことなく描いた小説である。別の言い方をすれば、『三四郎』は、「西洋の衝撃」を受けた当時の日本の<現実>を、まさに<学問の言葉>を使うことによって、どんな<学問>にも代えがたく理解させてくれる小説なのである。しかも、<世界的>な視野をもって、当時の日本の<現実>を理解させてくれる。(p.204)