通勤中に東洋経済を読む。今回の特集「不確実性」の経済学も面白い。。
自由至上主義的な干渉主義」という考え方を主唱されている下記の本もやはり気になるな。

シカゴ大学のサンスタインやセイラーが主唱する「自由至上主義的な干渉主義」という考え方では、認知能力の限界に十分に配慮した選択メニューを、政府が消費者に提示することによって、消費者の選択行動を望ましい方向に「緩やかに」誘導していくことが提案されている。(p.79)

Nudge: Improving Decisions About Health, Wealth, and Happiness

Nudge: Improving Decisions About Health, Wealth, and Happiness

あとは押井守のインタビューもあった。「スカイ・クロラ」は見ていないが、まわりの評価はあまり良い声は聞かないなぁ。気になったのは次の発言か。

最近の若者気質も関係ありますね。みんな可能なかぎり一人でやろうとしている。彼らは仕事の結果ではなく達成感を求めている。結果は出せなくても精一杯やったならそれでいいと思っている。でもそれは間違い。結果を出すためには人間関係が煩わしくても、他人と協力し合って、他人に任せられることは任せないと。(p.90)

藤原帰一先生が書いている「アメリカがはまり込むグルジア紛争の危うさ」は、正直大前 研一氏が書いていた「グルジア紛争を巡る露・米・欧の立場」のほうが話として分かりやすく、面白かった。