トイレの話をしよう

トイレの話をしよう 〜世界65億人が抱える大問題

トイレの話をしよう 〜世界65億人が抱える大問題

日本ではハイテク化が進み、アメリカや中国ではバイオ肥料など、排泄物の有効利用が脚光を浴びている。一方、トイレがない、あるいは、あっても汚すぎて道端でしたほうがましという人も、世界には26億人いる。「なぜ、トイレ?」という周囲の冷たい視線をよそに、突撃型の女性ジャーナリストは、トイレを追いかけて西へ東へ大奔走!英『エコノミスト』誌の2008年ベストブックス選定図書。

世界各国のトイレ事情が書かれており、興味深い。第1章は日本のウォッシュレットの話だが、何故アメリカにおけるTOTOの営業活動とそれに対するアメリカ人の「関心のなさ」の説明が新しい気づき。おしりを水で洗うということに対しても人ぞれぞれの価値観があるということか。