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霞が関をぶっ壊せ!

霞が関をぶっ壊せ!

本書は、元官僚が書いた公務員制度論であり、政策決定過程論のケーススタディでもある。
前者の立場では、公務員制度の歴史や諸外国の例から望ましい制度論を論じている。筆者は、個人の体験を踏まえつつも、客観的な第三者のように振舞って書いている。
後者の立場からは、情報外制約された中で政策を作り、現実の政治情勢に左右されながらそれを実現していく過程を描いた。さながら戦場の兵士のように、当事者として書き記している。(はじめに)

参考文献として最後に40冊程度挙げられているのですが、私はそのリストを見て衝動的に買っちゃいましたw
行政学の必読書ばかりがリストとしてあげられていたので。本書の中にどのようにこれらが反映されているのかも一つの読む楽しみかもしれません。