満州国演義

群狼の舞―満州国演義〈3〉

群狼の舞―満州国演義〈3〉

ようやく第3巻まで読了。満州国建国に携わる敷島家の4人の兄弟の生き様の書き方が本当に迫力あり、引き込まれてしまう。外交官、軍人、馬賊、学生(その後は今で言うフリーター的位置づけに)の4人の兄弟が満州国建国における心のありようと、激動の社会状況における様々な人々の思惑が生々しく書かれていて、私自身「満州」の歴史についてはあまり詳しく知らなかっただけに、フィクションであるとはいっても、色々と勉強にもなる。
とりあえず4巻は新刊で買ってしまおうかな。