公共政策大学院の理念

毎度のことながら、池田さんの指摘は勉強になります。
Havard Kennedy School 〜 Ask what you can do!! 〜」(ハーバード・ケネディスクールからのメッセージ)

 ここにケネディスクールのミッションがあるのです。自分が所属する公の空間、共同体、それがどんなに小さい場所であっても、あるいは視野を少しずつ広げて自分が育った街、県、国、そして世界をより良い空間としていくために、自問自答し、そして行動していける、そんな人材を育てていくこと。

 別に卒業生の全員が大統領や首相になることを求めている訳ではない。ハイフェッツ教授のリーダーシップ論にもあるとおり、社会的な地位(authority)と、共同体に必要な変化を起こすリーダーシップ(アクション)を発揮する主体は必ずしも一致するものではないから。例えば、上司やリーダーを目的達成に向けて動かすFollowershipだって、共同体をより良い空間にしていくためには欠かせない要素でしょう。