第27回佐倉朝日健康マラソン大会
今朝は「第27回佐倉朝日健康マラソン大会」に出場した。
朝6時に起きたときは、毎度のことながらわざわざ何千人という人と一緒に走るのかとなかなかベッドから出られなかったが、走り終わってみて振り返るとやはり出てよかった。
天気も若干冷たい風が吹いているものの、雨がふっていなかったので、ランナーにとってはベストコンディションでしたしね。
それにしても京成佐倉駅というのは本当に何もない駅でびっくり。そんなところに何千人という人が一斉にくるわけだから駅周辺も大変なことになっていた。しかも会場の陸上競技場が駅から2キロ以上あるため、無料のシャトルバスのところにも長い行列。ただ、バス自体はひっきりなしに着ているので、そんなに待ったわけではないけれども。
大変なのは会場についてから。まずマラソン大会で事前にランナーが最も時間をかけるのはウォームアップではなく、トイレ行列に並ぶこととなっている。競技場の限られたトイレだけでは足りないため、かなりの数の仮設トイレが設置されているものの、やはりそれでもかなりの行列ができている。これは精神的にも肉体的にもかなりきついんじゃなかろうか。
肝心のレースのほうであるが、自分は10キロの部参加で、スタート時間は10時50分。ちなみに受付は9時までとなっていたので、空き時間が2時間弱もあった。最初は長すぎてどうしようかと思ったけど、色々とぶらついていたのでそんなに暇ではなかったかな。
9時半にフルマラソンが始まり、10時に3キロが始まって、10時50分に10キロが始まるという時間設定が若干よく分からなかったけれども、自分にとっても結果的には良い準備時間になっていたようです。
この佐倉マラソンはフルマラソンであれば、佐倉近辺の名所を巡るコースになっており、また、有森裕子、高橋尚子といった名ランナーの練習コースでもあるようなので、結構有名なコースの模様。
しかし、10キロはまさに田んぼの真ん中を走るようなコースなので、走るコースとしてはあまり良くない?かも。ただ、10キロでも5キロ過ぎと8キロ地点に給水所が用意されており、また沿道にも地元の人が結構応援しているので、そういうところは良いと思います。(前回参加した千葉マリンマラソンの10キロは国道をひたすら5キロ走って折り返すだけで、しかも給水所もなかったので、それに比べると走っている時の気分はやはり良いですね)
自分の走った結果としては、10キロのベストタイムを出すことができた。時間自体は50分程度なのでたいしたことないのだけれども、やはりベストタイムを出せたことは嬉しい。5キロまではあまり調子良くないかな?と思いながら走っていたが、5キロ過ぎの給水所でスポーツドリンクを少し飲んでから急に元気がでてきて、結果的には最初の5キロとほとんど変わらないペースで走りきることができた。最後の100メートルはいつものように全力疾走で多くのランナーをごぼう抜きです(笑)
ゴール後チップを返却するとすぐさま自分のタイムと順位が分かったのも良かった。千葉マリンは後日郵送だったので。
さて、走り終わった後の懸念は帰りのバスで、しかもバスはマラソンのコースを一部走ることになるので、ランナーとランナーの間を縫って走りぬけることになります。自分は12時くらいにバスにのったのですが、このときにちょうどフルマラソンの方が少しずつゴールしてきていて、はたしてランナーの切れ目があるのかと心配になったのですが、まぁまだ少し早かったのか意外とすんなりいけました。もう少し遅かったらちょっとやばかったかも。
結局2時くらいには家に帰ってきたのですが、やはり走り終えた充実感というのはいいです。自分の走る際のバイブルとなっている村上氏の言葉を本当に「そうなんだよ」と強く肯定しますね。
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走ることは僕にとっては有益なエクササイズであると同時に、有効なメタファーでもあった。僕は日々走りながら、あるいはレースを積み重ねながら、達成基準のバーを少しずつ高く上げ、それをクリアすることによって、自分を高めていった。少なくとも高めようと志し、そのために日々努めていた。僕はもちろんたいしたランナーではない。走り手としてはきわめて平凡レベルだ。しかしそれはまったく重要な問題ではない。昨日の自分をわずかにでも乗り越えていくこと、それがより重要なのだ。長距離走において勝つべき相手がいるとすれば、それは過去の自分自身なのだから。
ちなみに、今回タイムがあがった一つの参考本が、
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自分にとっては、走るということがその行動のキーファクターで、まずは自分の走ることという行動を見つめなおしたいと思います。これができれば、次からは仕事であっても簡単にできると思うから。
次のレース出場予定はまだ未定ですが、そろそろハーフマラソンに挑戦しようかなと思っています。
次回の東京マラソンにも出走できれば是非したいですね。