実現男

「実現男」キターッ!! ポスト「電車男」ネット上でブレーク寸前

これだけを挙げれば「実現男って単なるバカ?」と思われるが、そう簡単なものではない。現実の後藤さんは東大法学部から、通産省(現経産省)に入省。つまり「日本最高学府から霞ケ関」という常人が考え得る最強のエリートコースを突っ切ってきた。「世の中のけしからん仕組みを変えてやる」と行政改革に着手。小泉改革の特色のひとつである「構造改革特区」(入浴中にひらめいたという)などを実現してきた。
 昨年7月に「霞ケ関では世間の端っこしか見えない」と一念発起して経産省を辞職。今後は「ズバリ政治家を目指す」という。その前に「民の部分も知らなければ」と、現在は民間会社に勤務。中小企業向けの経営コンサルタントなどを手掛け、全国を飛び回る。
 「実現男は僕自身の『頭の民営化』。楽しくてウキウキする」と笑う後藤さん。「ホリエモンも倒れちゃった今、日本にはかっこいい人がいない」と嘆くが、「オレは圧倒的に強い、かっこいいヒーローになる!!」実現男は、究極の実現を目指す。

こういう官僚もいるんですね・・・・。